
国家資格とは、法律に基づいて国が実施する試験です。
国の所管により認定・登録が行われる資格。法律によりその活動範囲、内容、活動の制
限などが規定されています。弁護士・司法書士・保育士・医師・歯科医師・美容師・調理師
・栄養士・建築士など、さまざまな国家資格があります。運転免許も国家資格の1つです。
あなたは、どんな国家資格を目指しますか?

工業系の資格ではポピュラーな危険物取扱者についてです。
危険物取扱者資格は、電気工事士や施工管理技士のようにレベルの難易度によるクラス
分けの資格ではありません。
根本的に取り扱う「危険物」が異なります。その為、テーマを類別ごとに小分けしてお話し
たいと思います。
国家資格の中でも比較的人気のある危険物取扱者ですが、まず、危険物取扱者につい
て簡単に説明させていただきますと、大きく分けて三つの種別に分類されます。
すなわち甲種・乙種・丙種ですね。
更に、乙種は第1類~第6類まで6つの種類に類別されます。
甲種はこの乙種全(1~6)類の知識が必要になるので、さしずめ総合種といったところで
しょうか。
また丙種とは、乙種第4類の中でも一部の危険物のみを取り扱う為の資格です。
つまり乙種第4類に合格すれば、丙種も兼ねるということです。
危険物取扱者試験は、地方で年に3回ほど、また東京では月毎に数回行っております。
年に1度の試験ではないので、落ちたらまた次回頑張るという感じで再チャレンジできる
良心的な資格だと思います。但し、他の国家資格と違い科目合格は存在しないので、
基礎・技術・法規の3科目をまとめて6割満たさなければなりません。
ですが、3科目を受験するのは、1度だけです。例えば、最初に乙種第4類を受験して合
格したとします。次回乙種第1類を受験する際には基礎と法規が免除になるので、実質、
技術のみ受験する形になります。また甲種は、受験制限があるので誰でもというわけには
いきません。
【乙種】
第1類 酸化性固体
第2類 可燃性固体
第3類 自然発火性物質及び禁水性物質
第4類 引火性液体
第5類 自己反応性物質
第6類 酸化性液体
危険物取扱者第1類と第6類ですが、この種類はどちらも「酸化性」という言葉が使われて
います。
違うことといえば、固体か液体かということですね。どちらも共通していえることは、支燃性
の物質ということであり、自らは燃えません。
しかしどちらも強い酸化性物質なので扱いはとても慎重に行わなければなりません。
次に第2類の可燃性固体ですが、これらは、比較的低温で着火、または引火する可燃性
固体であり、燃焼速度の速いのが特徴です。
有毒のもの若しくは燃焼によって有毒ガスを発生する物質もあります。
主なものに硫化りん、赤りん、硫黄、鉄粉、金属粉などがあげられます。
赤りんなどは、マッチなどで使われていますね。
続いて危険物取扱者第3類ですが、この第3類は考えようによっては一番危ない物質か
もしれません。
固体または液体の物質で、空気や水に触れると発熱・発火・爆発する類のものが多く、カ
リウムやアルキルアルミニウムなどはその代表ですね。
また黄りんなどは猛毒で、自然発火するやばい物質です。これらを扱うのが第3類なので
す。
最後に危険物取扱者第5類の自己反応性物質ですが、これらは簡単に説明すると火薬
の原料です。
加熱・衝撃・摩擦などで発火する極めて危ない物質です。
爆薬の原料であるニトロセルローズなどは代表的なものです。
化学も実に面白いものです。色々な物質の性質を理解し、正しく使用すれば、科学の発展
に繋がります。興味をもたれた人は、危険物取扱者是非挑戦してみてはいかがでしょう?
きっと視野が広がることと思われます。
債務整理 名古屋

Copyright© 2009 危険物取扱者 All Rights Reserved.